「桐 for RDS」のよくある質問(FAQ)
最近のお問い合わせ
- 「桐 for RDS」を導入するメリットは何ですか?
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「桐 for RDS」はWindows Serverのリモートデスクトップサービス
(RDS)で実行できるので、桐の使用時にRDSが提供する利便性・柔軟性が活用ができます。たとえば「自宅や外出先」の外部PCから「RDS接続」できるようにWindows
Serverを設定すると(※)、外部PCに桐をインストールしなくてもテレワーク時に桐を使用することが可能になります。
※Windows ServerおよびRDSの導入、設定、その他運用に関わるご相談・ご質問についてはWindows Serverの販社様にお問い合わせください。
- 桐をクラウドで使えるようになりますか?
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「桐 for RDS」をインストールしたWindows Serverがクラウド上に配置されていて、RDSを通じて「桐 for
RDS」を使用できるように設定されていれば、RDSの範囲でクラウド上の桐を使うことができます。
※クラウドでWindows ServerおよびRDSの導入、設定、その他運用を行うためのご相談・ご質問についてはWindows Serverの販社様にお問い合わせください。
- 「桐 for RDS」は、シンクライアントに対応していますか?
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「桐 for RDS」はRDS環境で利用するための桐です。そのため「桐 for RDS」を使用するには、MicrosoftがWindows
ServerのRDS環境に対する接続・操作を保証しているソフトウェア、リモートデスクトップクライアントが必要になります。クライアントPC向けのWindows
OSではリモートデスクトップクライアントが標準で付属していますし、それ以外のOSに向けてもマイクロソフト社はリモートデスクトップクライアントを配布しています。
詳しくはMicrosoftが公開しているリモートデスクトップクライアントの情報をご確認ください。
- 現在Windows Serverをファイルサーバーとして通常版の桐を使用しています。通常版の桐と「桐 for RDS」の違いは何ですか?
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通常版の桐はクライアントPCでインストール・実行します。対して「桐 for RDS」はRDS環境を利用可能にしたWindows Serverでインストール・実行します。つまり「桐 for
RDS」では桐を使用するために個々のクライアント側に桐をインストールする必要がありません。
また通常版の桐ではクライアントPC上に他のユーザーが同時に実行することはありませんが、「桐 for RDS」の場合は他のユーザーがライセンスの範囲で同時に実行することが可能です(Windows
Serverを複数のユーザーで同時に利用する)。そのため「桐 for RDS」の場合は、同じWindows Server上のユーザー同士であれば、ファイルサーバー経由のファイル共有ではなく、Windows
Server上のローカルファイルとして表の共有を行うことができ、大きく性能を向上させることができます。
- 拠点間接続(VPNなど)を介して他拠点の表の共有を行っていますが、「桐 for RDS」に移行するメリットはありますか?
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拠点間接続で他拠点のデータを共有する場合、ネットワークを通じて表に対するアクセスが発生します。対して「桐 for RDS」の場合はネットワークを通じて画面の転送が発生するのみです。そのため「桐 for
RDS」であればネットワーク接続が途切れても桐は変わらず実行されているので耐障害性が高くなります。
- 流通経由で購入することはできますか?また、代理購入することはできますか?
- 「桐 for RDS」は、お客様のWindows Server環境に合わせたカスタマイズが必要な直販商品です。そのため、流通経由での販売は行っておりません。
代理購入は可能ですが、「卸価格」はありません。
代理の方にも「直販価格」での販売となりますので、予めご了承ください。
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導入に関して
- 「RDS」とは何ですか。
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Windows Serverのリモート デスクトップ サービス (RDS) は、仮想化されたアプリケーションやリモートデスクトップを提供するWindows Server上のサービスです。Windows
PCをネットワーク経由で操作する機能であるリモートデスクトップ接続のWindows Server版というイメージが理解しやすいでしょう。
Windows
ServerはマルチユーザーのOSであるため、RDSを利用すると1つのWindows Serverをリモートデスクトップ経由で複数のユーザーが同時に使うことができます。「桐 for
RDS」はこのRDS環境で動作する専用の製品です。
※通常の桐はRDS環境ではご利用いただけません。
※RDSに関する詳細は、マイクロソフト社のサイトなどをご参照ください
- 1台のWindows Server機で同時使用できるユーザー数はどれくらいですか?
- 運用方法やサーバースペックにもよりますが、Windows Server機のメモリが16GBの場合は5ユーザー、32GBの場合は10ユーザー程度を想定しています。
※最大20ユーザー程度を想定しています(理論的には250ユーザー)。
※スペック詳細については こちら をご覧ください。
- ライセンスはどのような扱いになっていますか?
- 「桐 for RDS」には、「ベースライセンス」と「接続ライセンス」の2種類のライセンスがあります。
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ベースライセンス
特定のWindows Server機に「桐 for RDS」をインストールするためのライセンス
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接続ライセンス
Windows Serverに接続して「桐 for RDS」を使用するためのライセンス
※必要な接続ライセンスの数は、「桐を利用される方の総数」ではありません。「同時に桐を最大いくつ起動するか」で必要数が決まります。
「桐 for RDS」は「ベースライセンス」×1、「接続ライセンス」×1 よりお買い求めいただけます。
- 複数のWindows Server機で運用する場合は、どのようにライセンスを購入すればいいですか?
- Windows Server機ごとに、「ベースライセンス」と「接続ライセンス」をご購入ください。
(負荷分散の場合を含みます。大規模導入に関しては個別にご相談ください)
- 桐10シリーズのデータは使用できますか?「桐10s for RDS」で作ったシステムは、そのまま使えるのでしょうか?
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桐10形式のデータと互換性がありますので、基本的にはそのまま動作します。
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運用に関して
- 「表の共有」を行うには、どの様に設定すればいいですか?
- 以下の手順で行ってください。
- ① 桐を使用するすべてのユーザーが「フルアクセス可能」なフォルダを、「桐のデータフォルダ」としてWindows Server機のディスクに用意します。
- ② そのフォルダ内に「共有情報管理ファイル」を保存するためのフォルダを作成します。
- ③ 桐を起動して環境設定を行います(全ユーザー)。
- 「ツール」メニュー→「環境設定」→「フォルダ」タブ
「データファイル」に①のフォルダーを指定
- 「ツール」メニュー→「環境設定」→「フォルダ」タブ→「高度な設定」
- 「ネットワークで使用する」をチェック
- 「共有情報管理ファイルの場所」に②のフォルダーを指定
- 桐を使い終えた後は、RDSの接続を解除するだけでいいですか?
- 接続を解除するのではなく、必ず「サインアウト」してください。
サインアウトせず、RDSの接続を解除した場合、サーバー側のリソースが開放されないため、パフォーマンスの低下や誤動作の原因になります。
- 「桐 for RDS」を「5クライアント」で使用していますが、3人目が接続すると接続が1人解除されてしまいます。
- Windows Serverに「RDS接続するためのライセンス」が不足していると思われます。
導入されているRDS接続を行うためのクライアントアクセス ライセンス、「RD CAL」をご確認ください。(RD CALは桐のライセンスではありません)
- 運用中のWindows Server機を交換する場合、一時的に代替機で「桐 for RDS」を使用することはできますか?
- ベースライセンスはWindows Server機に紐付いているため、「Windows
Server機の構成変更や故障、入れ替え」といった際には切替え手続きが必要となります(手続きには、1~2営業日かかります)。
なお、お急ぎの場合は、代替機で一時的に「桐 for RDS」を使用するためのサービスをご用意しております。
- 「桐10s」と「桐 for RDS」で表を共有できますか?
- 共有自体は可能ですが、Windows Server上のローカルファイルを共有することで得ていたパフォーマンスが失われるため、性能の観点からはお勧めできません。
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