データベースはデータを集めて、再利用するもの。日本で使うデータベースには、データを集めるときも、
再利用するときも、日本語力が必要です。
日本生まれの桐は、日本語サポートにこだわっています。
Unicodeベースの桐はJIS第3・第4水準漢字を完全サポート。常用漢字・人名用漢字は、もちろんすべて扱えます。
同じ意味・読み方を持ちながら、表記が異なる文字を異体字と呼びます。
異体字を扱うためにIVS(Ideographic Variation Selector)という仕掛けがあり、IVSに対応したフォントが整いつつあります。
しかしIVSフォントを使って異体字を入力・表示できるソフトウェアはまだ限られています。
日本語を正しく扱うために、桐はこの異体字・IVSに対応しています。(※)
異体字を支援している代表的なフォント、IPAmj明朝フォントを使用した場合の表示例です。
桐では、官公庁で使われる戸籍統一文字(56042字)、住基統一文字(21170字)を含めた文字集合である文字情報基盤を使用できます(※)。
文字情報基盤とは、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)が進めていた行政で用いられる人名漢字等約6万文字の漢字を整備するプロジェクト、文字情報基盤整備事業で定められた文字集合です
(詳しくは「文字情報技術促進協議会」のサイトをご覧ください)。
文字コード順、辞書順、拡張辞書順の検索に加えて、異体字の検索をサポート。 検索・並べ替え・絞り込みのデータ検索系の機能と組み込み関数で、異体字を同一視して扱うことができます。
縦書き、ルビ処理など日本語の印刷のチェックポイントはいろいろありますが、日本語フォントの情報を適切に扱って精度の高い印刷を行うことが基本です。 桐はWindowsのバージョンによって左右されるフォント関連の処理をすべて自前で実現。常に正確で美しい表示・印刷を行います。 詳しくはこちらから。